WM10-A kit組み立て手順


必要な部品と工具


WM10-A kit

最初に部品表の部品が全部そろっているか確かめてください。

組立てに必要な工具

基本的な電子工作用の工具が必要です。



製作手順


プリント基板のS1,S2,S3にスペーサーを取り付けます。
11.5mmスペーサーをハンダ面側で雄ネジが見える方向に取り付けてください。
また、温度センサーだけは基板のハンダ面側に取り付けますので、最初にこれを挿入します。
(向きがありますので注意してください)

プリント基板を逆さにし、温度センサーの頭がスペーサーの高さと同じになるようにして部品面側に出ているリード線をハンダ付けします。
温度センサーはまっすぐ立っている必要がありますので、リード線のを一か所だけハンダ付けして垂直になるよう調整してから、あらためて残りの二か所をハンダ付けするといいでしょう。

その他の電子部品はすべて部品面側に実装します。
シルク印刷の字が小さくて判読が難しい場合はシルク印刷図を参照してください。
ICと電解コンデンサは実装する向きが決まっていますので注意してください。
抵抗は金属皮膜抵抗と炭素皮膜抵抗で同じ値のものもありますので、入れ違わないように注意してください。
抵抗のカラーコードは判読しずらい場合もありますので、はっきりしない場合はテスターで抵抗値を測って確認することをお勧めします。
電子部品を多数挿入して一気にハンダ付けしようとするとハンダ不良が起きやすくなりますので、一つずつ取り付けることをお勧めします。

電子部品をスルーホールに挿入してからプリント基板を逆さにしたとき電子部品が落ちてしまうことがあります。
そのためリード線を曲げて落ちないようにしてハンダ付けしたくなりますが、その方法は万一ハンダ付けしてしまった部品を取り外す必要が生じたときに取り外しが困難になりますのでお勧めできません。
写真のようにマスキングテープで部品が落ちないように押さえてハンダ付けする方法をお勧めします。
それでも一度ハンダ付けした部品の取り外しは困難で部品が壊れてしまう可能性も高いので、部品の実装は慎重に行ってください。

次にトランスデューサーとプリント基板の間を配線するエナメル線をハンダ付けします。
細いエナメル線で配線することで、トランスデューサーの超音波振動ができるだけプリント基板に伝わらないようにしています。

kitに約30pのエナメル線が入っていますので、これを6等分にして約5cmのエナメル線を6本作ってください。
子基板のSub1とSub2のランドに左のようにエナメル線をハンダ付けします。(Sub1はシルクが入っていません)
エナメル線の端はあらかじめハンダメッキしてください。
糸はんだを溶かしながらエナメル線の端を溶けたハンダに数秒突っ込むとハンダメッキできます。

Sub1基板のスルーホールにトランスデューサーの端子を通して写真の様な配置でハンダ付けします。
トランデューサーの●マークとSub1、Sub2基板の●マークを合わせるようにしておくと、接続するときに極性を間違わなくてすみます。
マスキングテープで固定してハンダ付けするとよいでしょう。

トランスデューサーの長いほうのピンは、そのままにしておくとプリント基板に干渉してしまうので短い方とおなじくらいの長さにカットします。

プリント基板に付けてあったスペーサーを取り外して塩ビパイプケースに取り付けます。
ケースの中側から11.5oスペーサーの雄ネジを2mm穴に通し30oステンレススペーサーをねじ留めします。
Sub2基板はケースの外側に出しておきます。

プリント基板を11.5oスペーサーの上に載せ、温度センサーの頭が中央の6o穴に入るように位置を調整してからプリント基板をビスでねじ留めします。
マスキングテープでネジをドライバーの先に仮止めすると作業が楽になります。

温度センサーの頭が中央の6o穴から少しだけ覗いたような状態になります。

Sub2基板のピンヘッダをプリント基板のピンソケットに挿入します。
●マークが合うように極性を合わせて取付てください。

次にケースを逆さにし、超音波反射板になるVUキャップ下ケースを11.5oスペーサーで留めます。

ここまでできたらキャリブレーションを実施します。
キャリブレーション手順をご参照ください。

キャリブレーションが完了したら再びケースを逆さにし、WM10-B基板をナットで取り付けます。
必ずWM10-AのS1,S2,S3とWM10-B基板のS1,S2,S3の位置を合わせて取り付けてください。

最後に塩ビパイプと上部VUキャップを取り付けます。
木槌で叩くなどしてはめ込むと衝撃で故障する恐れがあります。
左のように逆さにして手で押し込んで下さい。
完全に嵌合しなくてもしっかり押し込んであれば浸水はしないと思います。
押し込む際にトランスデューサーに触れないように注意してください。 トランスデューサーの位置が少しでもずれるとキャリブレーションの結果もずれてしまいます。
また、ステンレススペーサーに強い力が加わるような押し込み方はしないように注意してください。

以上で風向風速計本体は完成です。
WM10-R kit組立手順に進んでください。

組立が完了した後塩ビキャップを外す必要が生じた場合、手の力だけで外すのは難しくなります。
衝撃を加えて外したくないので、左のようにドアストッパーのゴムをLアングルに両面テープで取り付けて工具を作りました。
塩ビキャップの周辺を少しずつずらしながら持ち上げると楽に開けられます。
参考にしてください。
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